【保存版】カフェラテとカフェオレ・カプチーノの特徴と味わいの違い!
カフェラテとカプチーノ
みなさんが普段何気なく飲んでいるカフェラテやカフェオレ名前が似ているので同じものだと思っていませんか?カフェラテやカフェオレ・カプチーノに使用するコーヒーの種類やミルクの特徴を詳しくご紹介します。
スタバなどの登場により、より身近になった飲み物を少し勉強してみましょう♪
ちなみにアメリカンコーヒーとブレンド珈琲の違いはこちらです→アメリカンとブレンドってそもそもなに?
カフェラテとカフェオレの違い
結論からいうと、どちらもミルクを使用することに変わりはありませんが、基本的に使用するコーヒーが違うのです。
カフェオレは普通のコーヒー。カフェラテは「エスプレッソ」なんですね。
『カフェ・ラテ(Caffè Latte)』
日本でもよく耳にするカフェラテはイタリア語の造語で、ラテ“latte”はイタリア語ラッテからミルク(牛乳)の意味です。
イタリア発祥の飲み物ですが、日本ではスターバックスコーヒーなどシアトル系の登場で苦いのが苦手な若年層にもウケ一気に知名度、販売数ともに広がりました。
使用するコーヒーは細挽きにしたコーヒー豆に沸騰水を圧力をかけ一気に抽出します。短時間で抽出され出がらしのような余計な雑味は抽出されずうまみやコクを存分に味わうことができます。
使用するマシーンや抽出器具によっても異なりますが、7〜8グラムの粉で22ccほど抽出できます。美味しいカフェラテの為に。初心者でもわかる美味しいエスプレッソの抽出方法!こちらの記事もオススメです。
また使用するミルクの量にも違いがあり、カフェラテは抽出量の少ないエスプレッソを使用するため全体的にミルク多めとなります。全体量100に対して エスプレッソ20 ミルク80ほど。
純粋にエスプレッソを楽しみたいのであればストレートで飲むことをお勧めします。
『カフェオレ(café au lait)』
一方カフェオレはフランス語。フランスの朝食の際によく飲まれるようです。
“café”はコーヒーのことでオレ“au”は前置詞 “ lait”は牛乳入りという意味です。
カフェオレの特徴は、ドリップコーヒーを使用する点。
中挽きにしたコーヒー豆に丁寧にお湯を注いでいきます。ドリップをする際は上手に注ぎ入れる方法をとることで美味しいカフェオレを入れることができます。
ある程度の量を抽出するためバランス的には50対50ほどがお勧めです。
酸味のある珈琲豆で作るのもいいですがTEAM CAFE TOKYO のお勧めはフレンチローストくらいしっかり焙煎された深煎りの豆を使用したものです。ミルクの甘味と珈琲の苦味がしっかり感じられお菓子やケーキなどにもよく合います。
使用するミルクのポイント
カフェラテやカフェ・オレに使用するミルクもとっても重要です。
ミルクの適温とバランス
ミルクの甘みを引き出せる温度は「70度前後」とされています。温め過ぎに要注意!お勧めは体感としてより甘味を感じられる60度後半です♪
スチーマーで温めるミルクは加水量や熱変化におけるたんぱく質の変性もあるため温度変化には十分気をつけましょう。
カプチーノとは
イタリアでよく飲まれるこの飲み方は抽出したエスプレッソに泡立てたミルクをそそぎます。
語源は、本来修道士のことを指し、彼等が着るフードのついた修道服、カップッチョからきていると言われます。
カフェラテ同様エスプレッソを使用しますが一番の違いはより温めたミルク+フォームミルク(泡立てたもの)を浮かせる点。
気泡を多く含むのでミルクの量は若干減りよりエスプレッソの風味と泡あわ感を楽しむことができます。
カプチーノの種類
カプチーノ・キアロ
エスプレッソに対してミルクの割合が多いものです。「キアロ」はイタリア語で「明るい」の意味。エスプレッソよりミルクが多くなるのでより淡く明るくなったように見えることからでしょうか。
カプチーノ・スクーロ
スクーロはキアロと逆にエスプレッソに対してミルクの割合が少ないものを指します。「スクーロ」はイタリア語で「暗い」の意味。エスプレッソの色がより濃く反映されることからきているのかもしれません。
ウェット・カプチーノ
フォームミルク(泡立てたもの)よりスチームミルク(温めたもの)の割合が多いものでカフェラテとカプチーノの中間ほど。液体のミルクの分量が多いのでとろっとしている。全くフォームミルクを入れない泡無しのものはセンツァ・スキューマと呼びます。
ドライ・カプチーノ
スチームミルクよりフォームミルクの割合が多いもの。ミルクの泡が多いのでふわふわした食感が楽しめます。キャラクターなどをカップの上に作る3Dラテアートなどは必見です。
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