コーヒー用語百科事典 か行
コーヒー用語事典 か行
コーヒー用語百科事典 か行です。コーヒーに関する様々な単語を解説しています。プロで活躍されている方から、これから勉強する方!カフェに行ってわからない単語があった際にも簡単に気になるキーワードを調べることができます。
『か』コーヒー用語
可否茶館(かひさかん)
日本で最初の喫茶店です。現在の上野広小路の近く、東京下谷で1888年(明治21年)4月13日に創業しました。
カフェイン(英:caffeine、独:coffein/かふぇいん)
コーヒーから単離された化合物の事です。コーヒーに含まれていることからカフェインと名付けられました。摂取する事により興奮作用や覚醒作用などの薬理作用が有ります。
カフェインレス・コーヒー(かふぇいんれす・こーひー)
生豆の状態で脱カフェイン処理によりカフェインを除去したコーヒーのことです。「デカフェ(英:decaf)」とも呼ばれています。日本では特に規定は有りませんが、ヨーロッパではデカフェの名称を使用出来るのはコーヒー豆のカフェイン含有量が0.2%以下(インスタントコーヒーでは0.3%以下)という規格が設けられています。
カフェ・オ・レ(仏:café au lait/かふぇ・お・れ)
フランス語で、濃く入れたコーヒーと温めた牛乳を同量で合わせた飲み物です。日本語に直訳すると「コーヒー牛乳」です。「カフェ(café)」はコーヒー、「オ(au)」は冠詞で「レ(lait)」が牛乳の意味です。
カフェ・オ・レ・ボウル(仏:café au lait bol/かふぇ・お・れ・ぼうる)
カフェ・オ・レやコーヒーなどを飲むために使われる把手の無い器のことです。
カフェ・マキアート(伊:caffè macchiato/かふぇ・まきあーと)
イタリア語で、エスプレッソの表面に少量のフォームドミルク(スチーム(蒸気)でクリーム状に泡だてた牛乳)を浮かべたものです。マキアートはイタリア語で「染みのついた」という意味で、エスプレッソに注いだフォームドミルクが染みのように見えることから名付けられました。
カフェ・ラテ(伊:caffè latte/かふぇ・らて)
イタリア語で、エスプレッソにスチームドミルク(スチーム(蒸気)で温めた牛乳)を入れて作り、表面には薄くフォームドミルクがのっています。「カフェ(caffè)」はエスプレッソ、「ラテ(latte)」は牛乳の意味です。
カプチーノ(伊:cappuccino/かぷちーの)
イタリア語で、エスプレッソにスチームドミルクとフォームドミルクを加えて作ります。一般的にはエスプレッソ・スチームドミルク・フォームドミルクの割合を1:1:1で作るとされています。カプチーノの語源については、カトリック教会の一派であるカプチン会の修道士が着る修道服、カップッチョにちなんでという説や、表面のフォームドミルクを蓋に見立てたという説など、諸説あります。フランス語ではカフェ・クレーム(café crème)と呼ばれます。
『き』コーヒー用語
キリマンジャロ(スワヒリ語:Kilimanjaro /きりまんじゃろ)
アフリカの最高峰の山、キリマンジャロの斜面で栽培されるタンザニア産のコーヒーの事です。
『く』コーヒー用語
クレマ(伊:cream/くれま)
エスプレッソを抽出した時に出来る液面最上層のきめ細かいクリームのような泡の事です。最良のクレマはかき混ぜても消えません。濃密に輝くゴールデン・ブラウン色をしており、深い味と香りが特徴です。
『け』コーヒー用語
欠点豆(けってんまめ)
生豆に混入している不良豆の事です。コーヒーの風味などへ悪影響を及ぼすため通常は焙煎前に取り除かれいています。煎りむらや雑味の原因となる欠豆(精製や運搬などの際に割れて欠けてしまった豆)、潰れ豆(脱穀の際などで潰れてしまった豆)、発酵豆(発酵の失敗により発酵臭がある豆)などの他、風味に悪影響を与える黒豆(変色して黒くなってしまった豆)、渋みやえぐみの原因となる未成熟豆(成熟前に収穫されてしまった豆)、雑味の原因となる虫食い豆、等があります。
『こ』コーヒー用語
コロンビア(スペイン語:Colombia/ころんびあ)
南米の国、コロンビア共和国(República de Colombia)が産地のコーヒー豆の名前です。
コーヒー(こーひー)
コーヒーノキの種子であるコーヒー豆を焙煎し、挽いて粒状にしたものからお湯や水などを用いて液を抽出した飲料の事です。世界中に多様なコーヒーが有り、その器具や抽出方法もいろいろです。
コーヒーチェリー(英:coffee cherry/こーひーちぇりー)
コーヒーの木になるコーヒーの木の実のことです。丸くて真っ赤な実がサクランボに似ていることからコーヒーチェリーと呼ばれています。種が焙煎されてコーヒー豆となります。
コーヒーベルト(英:coffee belt/こーひーべると)
コーヒーは、赤道を中心にした北緯25度、南緯25度の間の地域でほぼ栽培されています。その事からこの地帯は「コーヒーベルト」と呼ばれています。
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