コーヒーと砂糖の関係!砂糖が違うとコーヒーの味も変わるの?

角砂糖

コーヒーと砂糖

 

あなたはコーヒーを飲む時、砂糖を入れますか?

一説によると世界で飲まれているコーヒーの約7~8割は砂糖を入れて飲まれているそうです。

 

トルコ式コーヒーなどのように最初から砂糖を入れて煮出すコーヒー、イタリアンバールなどでエスプレッソにたっぷり砂糖を入れて味わうものまで有ります。

 

苦いのが苦手でもお砂糖を入れると美味しく飲める方も多くコーヒーのアレンジとしてはもっとも多く使用される調味料です。

 

そんなコーヒーと相性の良い砂糖の種類と味わいのご紹介です。

 

 

砂糖の種類

 

砂糖とはサトウキビやサトウダイコン(甜菜/てんさい)などから作られる甘みを持つ調味料の事です。

砂糖としては大きく分けて精製したもの、精製してないものがあり代表的なものでは下記があります。

 

①精製した砂糖

 

上砂糖、グラニュー糖、三温糖などは、サトウキビを原料として不純物を取り除いて甘味のみを抽出した精製砂糖です。

 

・上白糖(白砂糖)

 

日本では日常的に使われている一般的な砂糖です。しっとりとして、強い甘味とコクを持っているのが特徴です。

 

癖が無いため、どんなコーヒーとも相性が良いですが、その強い甘味とコクからコーヒーの苦味やコクを引き立たせますので、マンデリンなどの苦味やコクが強いコーヒーにはお薦めです。

 

グラニュー糖

 

世界で最も使用されている砂糖です。サラサラとしていて非常に溶けやすく、また、癖がなくてあっさりとした甘みを持っているのが特徴です。コーヒーに入れる砂糖としてはオールラウンドに一般的に使われています。

 

三温糖

 

製法は上砂糖と同じですが、製法の最後の過程で上砂糖を分離した後の糖液を数回加熱して作り、カラメル色をしているのが特徴です。

 

上砂糖やグラニュー糖と比べると独特の風味が有るため一般的にはコーヒーには不向きとされていますが、アレンジコーヒーに使ってみると意外な風味の発見などが楽しめる可能性があります。

 

また、酸味を和らげる効果が有りますので、モカやケニヤ産など酸味の強いコーヒーは苦手だが飲みたい時などに使用するのも妙手です。

 

精製していない砂糖

 

きび糖、黒糖、てん菜糖など

 

きび糖

 

上砂糖などと同じくサトウキビを原料としています。

 

精製途中の砂糖液をそのまま煮詰めて作られており、サトウキビ本来の味が味わえるのが特徴です。

 

黒糖と比べると癖はあまり強くなく、コーヒーに入れた場合はマイルドな甘味とコクが加えられます。

 

黒糖上

 

砂糖などと同じくサトウキビを原料としています。

 

サトウキビの搾り汁を精製せずに煮詰めて作ります。濃厚な甘味や渋み、独特の強い風味が特徴です。

 

味にクセがあるため、コーヒーには、味や香りに影響が出やすいため一般的には入れる事はあまり無いのですが、入れた場合は特徴的な甘さとコーヒーの苦味にコクが増します。

 

甜菜糖

 

サトウダイコン(甜菜/てんさい)を原料とした砂糖です。根を搾り、その搾り汁を煮詰めて作ります。オリゴ糖を多く含み、味に癖が無いのが特徴です。

 

コーヒーに入れた場合は、まろやかな甘さとコクが加わります。

 

最後に

 

一般的にコーヒーに入れる砂糖は、日本では上砂糖かグラニュー糖、世界的にはグラニュー糖が多いのですが、上記のように様々な製造工程を経た色々な砂糖が有ります。

 

その個性的な風味を持つ砂糖をコーヒーに加えることによって色々と変化する味や香りを試して、楽しんでみてはいかがでしょうか。

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