新企画初恋!コーヒーがより美味しくなる皆んなの初恋!ひるまん編
皆んなの初恋聞いてきました!ひるまん編
この記事の主人公
ひるまん
小4の時です。 当時の僕は何かと言うと図書館に入り浸って推理小説やSF、百科事典を読み漁りまくっていました。
ある日図書館に入ろうとしたら中から5、6人の女の子たち集団が飛び出してきて、その一人とぶつかってしまいました。「あっ、ごめんなさい!」と言いながら女の子はさっさと消えていってしまいました。その子が初恋の相手です。
まこちゃん
2才年下のくせに生意気なところ。初めて出会ったあと僕に興味が湧いたのか、図書館にいると「何見てるの?」って、おかっぱ頭でボーイッシュな格好して何だかんだ話しかけてきてました。
爬虫類の百科事典眺めていた時は「うへー、気持ち悪っ!」SFや推理小説読んでた時は「えー、どんな話?教えて!」などなど… 小首傾げてこっちを覗き込んでくる、それが可愛くって、いつの間にか図書館で会えるのが楽しみになっていました。
出会った時の印象からかちょっとお転婆だけど、こうして話してみると何故かちょっぴり控え目で。いま改めて思い返すと、そんなアンビバレンスな感じに惹かれてしまったのかな?なんて思います。
いつのまにか見なくなってそれっきりです。
いま思い返せば小2だというのは知っていましたが、苗字も知らないし学校もクラスも何も知らなかった。
ただ会ってお話するのが楽しかった、そんな思い出だけが僕の中では残っています。
今となっては伝えたい事は特に何も無いのですが、イギリスのバンドでThe Jesus And Mary Chainってのがいて、その曲のひとつに「Just Like Honey」ってのがあります。
この曲を初めて聴いた時、僕は不意にマコちゃんを思い出してしまいました。そんな感情を僕に残してくれたマコちゃんには感謝しかありません。 彼女の幸せを祈ります。