コーヒーフィルターが違うと何が違うの?フィルターの種類と特徴を紹介!
フィルターの種類
コーヒーを淹れる際に必須とも言えるフィルター。一口にフィルターと言っても様々な種類があります。
ペーパーフィルターやネルフィルター、金属で出来た物など素材による違いは勿論、ドリッパーの形状に合わせた形の違いなどそれぞれに特徴があり味わいに変化が生まれます。
そんなフィルターの種類と特徴をご紹介。
ペーパーフィルター
ペーパーフィルターとは紙でできたタイプで、台形型や円錐型・ケット型などのいろいろなタイプがあります。ドリッパーの形状や大きさなどによって選択することができ、漂白タイプや無漂白タイプがそれぞれにあります。
ペーパーフィルターの特徴にはいくつかあり、例えばすっきりとした味わいの特徴です。ペーパーフィルターの細やかな繊維質によってコーヒー豆の油分をろ過することができるので、すっきりした味わいになります。
紙による使い捨てタイプなので、特に手入れをすることもなく気軽に廃棄できる手軽さが魅力的です。ご家庭で手軽に本格的なコーヒーを楽しむことができたり、身近な店舗でリーズナブルな価格で購入することができるでしょう。
[amazonjs asin=”B002TUXJDY” locale=”JP” title=”カリタ コーヒーフィルター 102濾紙 100枚入 ホワイト”]
ネルフィルター
ネルフィルターとは服地などでも使用されている起毛のコットン生地でできているフィルターです。ペーパーフィルターと金属フィルターのちょうど中間と言えるような存在で、味わいの特徴として舌触りの良いはっきりとした味になります。
ペーパーフィルターに比べると、コーヒーの風味を楽しむことができたり、金属フィルターに比べると、マイルドな味わいを楽しむことが可能です。
ペーパーフィルターより目が粗いので、コーヒーの成分が通りやすくなっています。コーヒー豆の雑味などがネルフィルターによってキャッチされるので、金属フィルターに比べると雑味がなく、マイルドな味に仕上がるでしょう。
何度も繰り返し使うことが可能ですが、細かな手入れが必要になります。
[amazonjs asin=”B000ANCZH8″ locale=”JP” title=”HARIO (ハリオ) ネルドリップ ろか器 ウッドネック コーヒードリップ 1~2人用 DPW-1用 DFN-1″]
金属フィルター
金属フィルターとは金属でできていて、台形型や円錐型などのタイプがあります。同じ形状のドリッパーや専用の台などにセットし使用することが可能です。
単体で使用できる金属フィルターもあり、味わいの特徴としてコーヒー本来の味を楽しむことができるでしょう。
コーヒーの成分が直接抽出されるので、ペーパーフィルターでは出せないコーヒーの油脂分や甘味・風味を引き出すことができ、本来の味を楽しめます。コーヒーが持つ酸味や甘みなどを楽しみたい人には、金属フィルターが良いでしょう。
金属フィルターを使用した後、毎回手入れする必要がありますが、使い捨てのペーパーフィルターに比べると、長く使用することができるのでエコにもなります。
[amazonjs asin=”B00ENZE7WA” locale=”JP” title=”コレス ドリッパー ゴールドフィルター コーヒー 1-5カップ用 C240″]
それぞれのフィルターの比較
コーヒーを作る際の手軽さやコストなどを重視するのなら、ペーパーフィルターがおすすめです。コーヒー豆の本来の風味や酸味を味わいたいなら、金属フィルターが良いでしょう。
マイルドではっきりとした風味のコーヒーを楽しみたいなら、ネルフィルターがおすすめです。コーヒーフィルターの種類を比較すると、それぞれにメリットやデメリットがあります。
コーヒーの味はもちろん、手軽さやコストも考慮して選択すると良いでしょう。フィルターを少し変えるだけで、コーヒーの風味や甘み・酸味などに変化が現れます。
使用するフィルターをその日の気分によって替えたり、コーヒー豆を変えるように、いつもと違うフィルターを使って新しい味を楽しんでみましょう。
次のページ→コーヒードリッパーの各種特徴とおすすめドリッパー4種の紹介!