古き良き時代!カフェの昔と今を考えてみた件。
画像出典 友路有(トゥモロー)浅草店
古き良き時代
昔と違い、現在では、より身近に気軽に喫茶を楽しむことができるようになりました。
コンビニなどのカフェ事業進出にて、今の時代、喫茶店(カフェ)を単独で経営するのは昔より非常に厳しくなっていると思われます。
時代が変わると共に需要や供給のバランスも変わります。例えば「ポケベル」「ガラケー」はもう時代遅れ、「ポケベル」はもう生産されていないと思います。
建設業界では「左官工事」これは昔ながらの土塗り壁が無くなってきたことにより仕事が激減しました。
その他レコードやカセットも一部マニアにしか需要がなく、それを生業とし生計を立てていくのは本当に厳しいと思います。
そして、この「喫茶店」も今では「チェーン店」「フランチャイズ店」という大手の喫茶店以外の「個人経営店」は苦戦を強いられているのではないかと察します。
この苦戦の原因には「コンビニ」の普及にあると思います。今やコンビニのコーヒーは「淹れたて」が殆どでクオリティーは高く、そして「安価」です。
店によっては店内に喫茶スペースもあります。食べ物もチョイスでき、トイレも自由に使えます。
わざわざ喫茶店に行かなくてもよい、という時代になってしまいました。
生き残りを図ろうとする喫茶店は「モーニング」を充実させたり、大手チェーンにはないサービスをして固定客を逃さないように一生懸命経営されているのではないかと察します。
但し、モーニングだけ豪華にすればその時間帯以外の客が見込めないこともあり、一日を通して客足を確保していくのは至難の業ではないでしょうか。
どの業界、世界でも「大手」が進出して、そして「淘汰」されてしまいます。
ですが、だからこ中小規模店では様々なアイディアを出し、付加価値が生まれています。
ただたんにコーヒーや紅茶が楽しめるだけではなく、エンターテイメント性をもたせたカフェ、スペシャリティーコーヒーなど高品質商品を取り揃えるカフェ、最新のスウィーツが楽しめるカフェ、演劇を観れるカフェ、様々な付加価値を生み出しオリジナリティ溢れる素敵なカフェが増えてきました。
また、個性的なカフェが溢れる一方で、昔ながらの純喫茶も注目されてきました。
下町情緒溢れる街にある喫茶店はどこかホッとし、やはり、味わい深いものがあります。
中小規模カフェでは日々、様々なアイディアを出し、付加価値が生まれています。そんな、激動の時代を切磋琢磨し乗り越えようとする、個性的なカフェの魅力を楽しんでみては如何でしょうか。