バズる商品・集客する商品の考え方・効果的な宣伝方法!
バズる商品、宣伝しやすい商品とは。
結論から言うとズバリ『単一特化』した商品です。
カフェをすでに経営されている人はもちろん、お客さんでカフェに行った時も商品をスマホで撮影している風景をよく見ませんか?
少し前までは、マスメディアに取り上げられて行列ができるなど、マスメディア全盛の時代でした。
現在はスマホの普及により気軽に写真を撮ってSNSで流し拡散する個人メディアも大きな力を持つようになりました。
消費傾向では6四半期連続プラス成長をとげ、内閣府はGDPの約6割を占める個人消費が好調だからとの見方も。初めて、SNSでの拡散性の高い外食産業が消費に貢献しているとメディアでも話題となりました。
様々な意見があり真意は定かではありませんが、SNSから情報を得てからの消費活動がある事は事実です。
人気のアプリインスタグラムではインスタグラマーと呼ばれる拡散力のある人々も登場しました。
このような背景をもとに、現在はますます個人メディアを意識した仕掛けが大切になっており、どこか突っ込みどころのある商品を開発する必要があります。
単一特化した商品ほど印象に残りやすく拡散される可能性も高まります。
流行る商品に共通するもの
カラフル
ドーナツやソフトクリーム、パンケーキ、わたあめなど昔からある定番のスイーツも彩り豊かに魅力的な写真映えする商品が多く発売されています。
トッピングに使用されていたり、生地に練りこまれていたり、ソースに使用されていたり、キャラメルブラウンに白が定番だったカフェラテですら7色入りのものが出てきたりと色彩豊かな商品が開発されています。
無駄にでかい
大きさは正義なのだ!このような事を言う編集部スタッフもいました。とても適当なやつです。
しかし、通常の商品と比較して誰が見ても違いがわかるほど大きければそれだけでもインパクトを与える事ができます。
特化する
例えば、おまんじゅうをやろうと決めたとして
おまんじゅう構成する3大要素→皮・餡・形
この要素のどこかをこだわり抜き付加価値をつけていく事で独自の魅力が生まれてきます。
話題のパンケーキ。そのサブ的存在であった生クリームも現在は生クリーム専門店など誕生するなど商品を更に突き詰めて特化させた業態も目立ちます。
付加価値を最大化する
電球ソーダなどソーダ+カラフル+容器にこだわるなどの商品以外の部分の付加価値を最大化する事でバズる可能性が高くなります。
大人気のつるとんたんのお皿もとっても大きくそこの部分も印象に残りやすい商品の一つです。
ハイブリット商品
容器にこだわるのと同じになりますがソフトクリーム+たい焼きなど味わいの相性は高く意外性のあるものも。
見た目のインパクト抜群ですよね。
単一に特化する事のメリット
作り込んだ本人がいろいろ試行錯誤し、完成させた商品なので商品の特徴を専門的に知っていますので商品特徴を明確に書き出して文章にする事ができます。
単一商品を考案していくという事は、その分意識が分散せず細部までこだわる事ができます。
商品開発の際にも費用が分散せず原価をかけやすいため価値の高い商品を提供できます。
その結果顧客満足度も上がり、リピーターの獲得口コミ、拡散の可能性が高くなります。
例えば、他の店舗と同じ商品であっても+αをつけて他店よりこだわり抜きその部分を上手に伝える事が出来れば強力な集客商品となります。
ここで大事なのは、こだわり抜いた商品を作って満足する事しない事です。
当然の事ながら、作ったばかりの商品は誰も知りません。
効果的な宣伝方法
宣伝のポイントは商品特徴を明確に書き出して魅力的な写真とともに拡散する事です。
チラシの配布やポスティング、お店のHP・SNSアカウントなどでどんどん拡散しましょう。
更にお客様のメリットをつけて来店動機も高めてあげる事で集客の可能性を大きくします。
ローカルエリアなどでは、チラシやポスティングなどのアナログな活動も、きちんとした宣伝方法をとる事で、効果的な集客方法となります。
繁華街など遊びに来るようなエリアではやはり、事前にインターネットを利用して情報収集して来店する流れも多いので各メディアを利用し拡散するなど外に目を向けた活動も行います。
お客様が、インパクトを受け、誰かに伝えたいと思う魅力的な商品を開発出来れば、個人メディアで宣伝してもらえるという事です。
広告を作って、アルバイトさんにお願いしてチラシの配布やポスティングにかける費用も安くはありませんよね。
口コミと同じく、拡散してもらえる商品を開発する事は、広告費の削減にもつながります。
最後に
現在は品質を高めるのは勿論、それだけでは差別化が難しい時代です。
各店舗が切磋琢磨し商品クオリティーの高いお店は多く美味しいなんて当たり前の時代。
食は飽和し、付加価値を楽しむ時代であるとも言えます。
日々の料理の勉強はもちろん、メディアの使い方が上手な流行っているお店を観察し、伝える技術も磨いていく事が大切です。
この記事が、少しでもカフェ運営の参考になれば幸いです。
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