これ重要!ハズさないためのお中元・お歳暮マナー!時期やお返しのポイント!
お中元・お歳暮の適切な対応
高校や大学を卒業して、気がつけば社会人。いつしか大人になっていた私たちですが、親世代が行っていた日本の習わしもいつしか自分たちも行う年代に。
個人のつながりがネット環境に移行し、リアルなコミュニティーは希薄になったと言われる世の中ですがこうした贈り物をおくる習慣はやはり心温まるものがありますよね。
お中元・お歳暮の時期に贈るアイテムとしてコーヒーギフトも大人気なのですが、贈る際には気を付けたいポイントがいくつかあります。
今回は、そんなお中元・お歳暮の歴史やマナーなどについてご紹介いたします。
これ重要!ハズさないためのお中元・お歳暮マナー!
お中元やお歳暮のマナーとしては時期を守ることが大切です。
お中元の場合には特に時期に注意が必要です。
お中元の時期
北海道の場合は7月中旬から8月15日
東北や関東は7月初旬から7月15日
東海・関西・中国・四国は7月中旬から8月15日
九州は8月1から8月15日
沖縄は旧暦の7月15日
北陸は地区によって7月と8月に分かれるなど地域差があります。
転勤や引っ越しなどで移動があった場合には特に気を付けましょう。
お歳暮の時期
お歳暮の時期としては正月を迎える事始めの日である12月13日から贈る週間がありましたが現在では早いところでは11月末から12月の初めごろからが時期となっています。
遅くとも12月20日までを目安に先方に届けることが大切です。この時期からずれてしまっている場合にはお年賀にしたほうが良いでしょう。
どちらも事前に訪問時間を打ち合わせ、先方宅に直接持参することが習わしとなっていましたが最近では宅配便などを利用することが一般的です。
身内や友人へ送る場合には電話での連絡でも構いませんが、お世話になっている方への贈り物の場合には挨拶状を贈り物に直接つけるか届く頃を目安に手紙かハガキで挨拶状を送ることが礼儀です。その際は、のし紙も忘れずにつけましょう。
お中元とお歳暮の歴史と贈る意味!
お中元とは旧暦の1年を2回にわけた節目となる7月15日を目安にお世話になった方に贈り物をした習慣が始まりとされています。お歳暮とは日本古来の御霊祭りと呼ばれる行事が起源で、お正月の時期にこのお祭りのお供え物が一年を通してお世話になった方々に届けられました。
この習慣は歳暮回りと呼ばれ、やがて像頭皮そのものがお歳暮と呼ばれるようになりました。 お中元とお歳暮の時期が夏と冬と言うちがいがありますがお世話になった方にたいしての贈り物であるという点は変わりありません。
お歳暮やお中元はお祝い事の贈り物ではなく感謝の気持ちを表すためのものなので喪中の場合でも送ることができますが、当方・先方にかかわらず忌中の場合には事前に断りを入れ方の了解を得た上で時期をずらして送ることが良いとされています。
感謝の意味を伝えるためのものなので贈り物を選ぶときには自分が相手にプレゼントしたいものではなく、相手の好みや趣味をふまえて喜ばれるものを用意するようにしましょう。
家族の人数や年齢、季節にあったものを選ぶことがコツとなっています。最近では商品選択型ギフト券などを送る方も増えていますので参考にしてみてはいかがでしょうか。
お中元とお歳暮のお返しの際の注意点やポイント
お中元やお歳は頂いたからと言って必ずお返しをしなければならないというものではありません。お返しを考えるよりはまず、お中元やお歳暮が届いたことに対してお礼状を送りましょう。
親しい関係にある場合には電話だけで済ませるケースもありますが、丁寧に行いたい場合には電話とお礼状の両方を行うと先方に無事届いたことをすぐに伝えることができるのでおすすめです。
お返しは1週間ほど期間を空けてから贈る方が良いという意見もあります。金額としては送られてきたものの「半返し」を目安にすると良いでしょう。
友人や同僚などの場合には同額程度でも構いませんが、目上や目下の方へのお返しの場合には必ず半額から頂いた贈り物より安価なものを送ることがマナーとなっています。
あきらかに高額のものをお返しにする場合には先方に次回から贈り物は結構ですと捉えられる可能性があるので注意が必要です。
相手から送られてきたものよりも高いものを送るのはマナー違反とされています。断りたい場合には「次回からお気遣いなく」などお礼状に一言つけ加えると良いでしょう。
品物の選び方としてはお中元やお歳暮と同様に消え物と呼ばれる食べ物や飲み物、生活消耗品などが一般的です。先方が気負わないように気楽な品のほうが良いとされています。
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