経験者が語る初めてのカフェバイトで困った飲食業界用語集!

カフェ初めてのアルバイト

カフェ業界用語

 

業界にはそれぞれ専門用語が存在しますよね。カフェも同じで、飲食業界には様々な専門用語が登場します。フレンチの調理技法なども含めると多岐に渡ります。

 

飲食バイト経験者でも入店当初は、アルバイトの先輩から、「T-3 バッシングしといて」「ダスターとって」「キャッシャー入って」「アニキからとって」など言われた際になんの事言っているのか瞬時に思い出せず困った経験あるのではないでしょうか。

 

今回は入店時には覚えておきたいホールスタッフでもよく使用するカフェ用語のご紹介です。

 

ウェイティング

 

お客がお店の中に入れず、待っていることを言います。

ウエイティングの間、お客様が不愉快にならないように接客や心遣いを大切にしましょう。

 

デシャップ

 

英語の「Dish UP」のこと

 

①飲食店のキッチンとホールの間にある、厨房で調理された料理が上がってくる場所の事、つまりホールと厨房の窓口となる場所の事を言います。

 

②キッチンとホールを繋ぐ業務、

(料理を運ぶ、厨房にオーダーを伝える、料理提供の把握、…等)

お客様の状況や料理を出すタイミングなどを考え、店全体を把握すべきとても大切なポジションになります。

 

キャッシャー

 

お客様がお会計をする場所や、人の事を指します。

 

お見送りするまでお客様に気持ちよく過ごして頂けるよう最後まで素早い対応を心がけます。

 

ハンディ

 

キッチンの小さなプリンターと連動した、お客様の注文を入力する小型の機械の事を言います。

 

『ハンディターミナル』の略称です。

打ち間違いなど、初めのうちは大変ですが、慣れてしまえばとても便利な道具です。

 

バッシング

 

「bus 」動詞扱いで「ウェイター・ウェイトレスの助手をする」という意味になります。

 

お客様が帰られた後に、お皿やコップ、シルバーなどをテーブルから下げる作業の事を飲食業界では『バッシング』と言います。

 

因みに、bussing cart (バッシング・カート)というのは、下げたお皿などを乗せて運ぶ手押し車のことを言います。

 

中間バッシング

 

お客様がいる状態で、空いたお皿やコップ、シルバーなどを下げることを言います。

 

最初は躊躇するかと思いますが、お客様に綺麗な環境で過ごして頂く為に必須の作業です。

 

オーダーを取る際に空いたグラスや器を下げやすいタイミングと同時に、ドリンクが無くなっていたりした際には追加オーダーの確認を行いやすいタイミングでもあります。

 

テーブルの上の不要なものをお下げして、常にきれいな状態に保つよう心がけましょう。

 

チャンバー

 

飲食店にある大きな冷蔵庫、冷凍庫のことを言います。
主に、飲食店のキッチンで使われる業界用語です。

 

由来は英語の「chamber = 部屋、室、空間」から来ているそうです。

 

人が数人入れるほどの大きさのもありますが、入る際、チリやホコリを払うなどはもちろん、衛生面に気をつけます。

 

ヤマ

 

「売り切れ」「品切れ」「在庫切れ」のことを指します。
飲食店スタッフ同士で使用する用語です。

 

由来は諸説あり「山の頂上に登るとその先は無いこと」「ヤマほど売れて売り切れた」からきているなどとも言われています。

 

「ミニトマトと3種チーズピザ、ヤマね」なんて使われ方をします。

 

トレンチ

 

飲食店では、「(丸い)お盆」のことを「トレンチ」と呼びます。複数のオーダーを運ぶ際や、

 

バッシングの際に持ち運び効率を高めます。

 

斜めにすると滑って商品を落としてしまう可能性がありますので、取り扱いには、十分注意が必要です。

 

兄貴(アニキ)

 

兄貴は、同じ種類の材料や料理で先に仕入れたものや、
調理したものを言います。

 

因みに…

弟は、新しく仕入れたもの、もしくは調理したものを指す。

 

古いものから消費し、しっかり管理をし食材を無駄にする事がないように心がけます。

 

アイドルタイム

 

お客様の数が少ない時間のこと。
(だいたい15〜17時くらい)

ピークタイムの逆を指します。

 

IDLE…「仕事のない、暇な、空いている」といった意味があり、アイドルタイムとはそのまま「仕事のない時間」「暇な時間」となります。

 

この時間は忙しい時間に手の回らない、仕込み・掃除や宣伝活動を行い、時間を有効的に使います。

 

またスタッフの休憩もこの時間で回していきます。

 

ダスター

 

テーブルの汚れを払うふきんや雑巾のことを指します。

耳にしたことがあるという方も多いのではないでしょうか。

 

由来はDUST…「ちり、ほこり、ごみ」という意味が含まれています。

 

一度テーブルや棚など拭いたダスターはしっかり洗って清潔に保つのと同時に水気をしっかり切らねばなりません。

 

木製テーブルなどは水気に弱く、水分を多く含むダスターで拭くと木が水分を吸ってしまい浮きや剥がれの原因になります。

 

また水分が多いと雑菌の繁殖にも繋がるのでしっかりと絞るように心がけます。

 

カスター

 

塩や醤油、…など、テーブルにセットされた容器のことを言います。

Casterには「振りかけ容器、薬味立て」という意味があり、そこから来ています。

 

カスターの清掃は意外と忘れがちです。アイドルタイムなどに清掃するなど気をつけます。

 

シルバー

 

ナイフ、フォーク、スプーン等のことを言います。一般的にはカトラリーと呼ばれているものです。

 

肉用のシルバーやデザート用のシルバーは形状なども違うので、お料理に合わせたセットを行います。

 

ラウンド

 

お客様のテーブルを見て回ることを言います。

回ってサービスをする「ラウンドサービス」という言葉を短縮したものです。

飲みものが少ない、器が空いている、…などお客様のテーブルが窮屈にならないよう、常に目を配りましょう。

 

サプライ

 

使い終わった食器やグラスを決められた場所に戻すことを言います。

 

英語の”SUPPLY”が「供給する、補充する」という意味から使われています。

 

カフェのスタッフは、常に同じ人がいるとは限らないので、誰が入っても物の位置が分かるように決められた位置に戻します。

 

最後に

 

初めてのバイトするの方はもちろん、業界経験者であってもお店によって違う呼び名や言い回しがあったりするなどしますので、新鮮だった用語もあるのではないでしょうか。

 

業界用語を覚えておくと先輩から教えてもらった際に、業務もスムーズに進行できるので損はありません。

 

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