劇的旨さ!紅茶を上手く淹れる為に誰でも出来る4つのポイント!

紅茶の入れ方気をつけるポイント講座

美味しい紅茶を入れるために

 

紅茶や緑茶、烏龍茶など様々な種類のお茶がありますが、紅茶は水の影響を受けやすく繊細な飲料です。

また、おいしい紅茶の淹れ方で重要なことは、お湯の温度と入れる時の量に関係があります。

美味しく紅茶を入れるためにそれぞれの工程を詳しく解説していきます。

 

 

point1. 最適な水

 

紅茶に使用する水は軟水が良いとされており、日本の水道水は軟水ですので、汲みたての鮮度が高く空気を含んだ水道水は紅茶に最適です。2、3分沸騰させるとカルキ臭も消え、温度も紅茶を抽出する際に最適な温度となります。

 

紅茶に最適な水はミネラル分を適度に含んでいる必要があります。そこでミネラルをーターがいいのではと思いますが、市販のミネラルをーターはカルシュウム、マグネシュウム、ナトリウムなどのミネラル分を多く含みすぎており逆に含有成分によって香味に悪影響を与えてしまう恐れがありす。

 

その点水道水は、安全で経済的、程よいミネラル分を含み、紅茶に最適な水なのです。

 

軟水、硬水の違い

 

軟水と硬水の違いは、「硬度」の違いです。

簡単に言うと、お水1Lに含まれるミネラル分が120mg以下は「軟水」120mg以上は「硬水」と言われます。

細かく分類すると、

 

0~60mg/1L=軟水

60~120mg/1L=中程度の軟水

120mg~180mg/1Lを硬水

※ WHO(世界保健機関)が定める基準において

 

日本の水道水は1Lあたり平均50~60程度程度なので紅茶にむく軟水と言われるお水なわけです。

 

また上記数値は、都道府県ごとに若干の違いがあります。同じ日本でも県によっても数値は変わるので面白いですね。

 

point2. 抽出時の温度

 

まず、紅茶の茶葉にお湯を注ぎ入れる際には、ぬるま湯ではなく、95℃から98℃の沸騰したお湯を注ぐことが大切です。よく誤解されやすいのが、沸騰していない70度から80度くらいのお湯が良いとされることがありますが、あまりぬるいお湯の場合、茶葉のうまみが十分に抽出されなくなることがありますので注意しましょう。

 

沸騰した熱いお湯を入れることで、紅茶のうまみが引き出されますので、沸騰した熱いお湯を使っても何の問題もありません。

 

100度までいくと酸素が少なくなり、茶葉がジャンピングしなくなり上手に抽出できません。

 

point3. 使用器具

 

一番良いとされるものは、陶磁器製のものかガラス製の物が良いとされます。

 

鉄分を含むポットなど使用すると紅茶のタンニンが鉄分と化合し紅茶の色味と風味を損ねてしまいますので注意が必要です。

 

耐熱ガラス製のものは、色やにおいがうつりにくいのでお勧めです。また形状も丸い方がお湯の対流が起こりやすく茶葉がゆっくり上下に「ジャンピング」してくれます。

 

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point4. 美味しい紅茶の入れ方

 

多めに沸騰させた水でポットを一度温めます。覚めたポットに直接沸騰したお湯を注ぐとマイナス10度ほど下がってしまい、せっかくの適温が下がってしまいます。

 

次にポットに茶葉を入れ、お湯を注ぎ入れていくわけですが、ポットから20〜30センチほど上から空気を含ませるように注ぎ入れます。

 

この時適温であれば、茶葉が上下に動き温度が低いと上に浮いた状態、温度が高いと茶葉が沈んだ状態になります。

 

適温で抽出できたかを確認する為にもガラス製のポットがおすすめです。

 

お湯を注いだら、蒸らすことも忘れてはなりません。蒸らすことによって、茶葉から均等にうまみが引き出されますので、お湯を注ぎ入れた際には1分くらい時間を置くと良いです。

 

まとめ

 

このようにして、紅茶をおいしく淹れるためには、入れる際の水、温度、量に気をつけることと、ぬるいお湯ではなく、熱いお湯を使うこともポイントの1つになります。これらのことを把握しておけば、実際に紅茶を淹れる時の参考になりますので、覚えておくと便利です。

 

人それぞれの好みによっては、薄い味が良いという場合もありますが、そういう時には茶葉の量を少なめにしたり、お湯の量を多めにしたりするなどの方法もありますので、さまざまな淹れ方を実践してみましょう。

 

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