コーヒーを選ぶとき、産地や焙煎の深さに加えて、デカフェとの配合も比べられたら。そんな選び方を体験できる企画が、東京ビッグサイトで10月14日から始まる「SCAJ2026」に登場します。小川珈琲の出展ブースで、配合率の異なるコーヒーの飲み比べと、次世代デカフェの試飲が行われる予定です。
ストーリーラインが10月6日に発表した取り組みで、同社と東北大学が共同開発した「ZEN Craft Decaf Process」を活用。デカフェを特別な選択肢として遠ざけるのではなく、好きな味を探す一杯として向き合える機会になりそうです。
デカフェを「選ぶ楽しさ」につなげる、小川珈琲ブースの新企画
30%・50%・70%、違う配合を飲み比べる
ブースの「Caffeine Control」コーナーでは、カフェインを含むコーヒーの配合率が30%、50%、70%の3パターンを用意。飲み比べたうえで、気に入った味に投票する参加型の企画です。好きなコーヒーは、その場で購入することもできます。

先に数字だけで決めず、香りや後味を比べてから好みを探してみるのもよさそう。いつもなら同じ豆を選ぶ人にも、「自分はどの一杯が好きだろう」と考えるきっかけがありそうです。
表示された数字は、1杯のカフェイン含有量ではない
ここで押さえたいのは、30%・50%・70%という数字がカフェインを含むコーヒーの配合率を指すこと。カップの中のカフェイン濃度が30%という意味でも、通常のコーヒーより必ず70%少ないという意味でもありません。
豆の配合と、抽出された飲み物1杯あたりの含有量は別の情報です。摂取量を具体的に調整したい場合は、配合の名前だけで判断せず、提供量や含有量の案内もスタッフに確認しておくと選びやすくなります。
「ZEN」の試飲は、配合率の飲み比べとは別の体験
同じコーナーには、「ZEN Craft Decaf Process」でカフェインを除去したコーヒーの特別試飲エリアも設けられます。配合率を変えた3種類の体験と、ZENのデカフェそのものを味わう体験。この二つを分けて見ておくと、会場で何を比べたいかがはっきりします。
| 体験 | 内容 | 注目したい点 |
|---|---|---|
| 配合率の飲み比べ | 30%・50%・70%のコーヒーを試飲し、好みの味に投票 | 配合が変わったときの自分の好み |
| ZENの特別試飲 | 新しいカフェイン除去技術を使ったコーヒーを提供 | 香りや後味をどう感じるか |
ZENの試飲は各日数量限定。気になる人は、会場に着いたらブースで提供状況を聞いてみてください。
水と二酸化炭素を使い、風味の保持を目指す技術
ストーリーラインの説明では、ZENは超臨界二酸化炭素の技術を基礎に、水と二酸化炭素を用いるカフェイン除去プロセス。抽出前後の含水率や水分の移動を管理し、コーヒーの成分損失を抑える設計が特徴とされています。
同社は味覚・香りの評価だけでなく、糖類、脂質、有機酸などの保持率も解析していると説明しています。香りを重視してコーヒーを選ぶ人には、加工後にどんな特徴が残るかが気になるところ。会場では元の豆の特徴についても尋ねながら、自分が感じる香りや後味を手がかりに楽しみたいですね。
ブースでの体験と、SCAJへの入場は分けて準備
今回の発表は、SCAJ2026の小川珈琲ブースで行われる企画です。高輪の店舗などで先行してきた取り組みを、展示会で体験できる機会です。今回の試飲を目当てにするなら、店舗ではなく展示会の小川珈琲ブースへ。
SCAJはホールによって最終日が異なります。訪問日は、小川珈琲の出展位置と開催日を公式案内で照らし合わせて決めましょう。入場料・事前登録・ホール別日程はSCAJ2026の来場ガイドにまとめています。
好みの一杯が見つかったら、次は何と合わせるかを考えるのも楽しみ。コーヒーに合うお菓子の選び方も参考に、家で過ごすコーヒーの時間へつなげてみてください。
情報確認日:2026年10月7日。ストーリーライン株式会社 公式発表に基づく開催・商品情報です。写真は公式紹介資料。料金、提供内容、予約・販売状況は変更される場合があります。