スポーツを支える食の知恵を、毎日のごはんへ
スポーツをする日も、いつもの昼ごはんにも。渋谷区スポーツセンターの2階にある「カラダ・サポートCAFE ハチドリ」は、食事を通じて体づくりを応援するカフェだ。競技に取り組む選手だけでなく、子どもから大人までを対象に、栄養バランスを考えたメニューをそろえている。
グレーの壁に、黄色のラインや幾何学模様。店内には木製のテーブルと椅子が並び、サッカーの写真やサインが飾られている。スポーツとのつながりが見える空間に、子ども用の椅子も。食事のメニューは、うどんやハンバーグ、カレーといったなじみのある料理が中心だ。アスリートのための食の知恵を、日常のランチとして味わう入口になっている。

写真:店舗紹介用の提供素材
店主の大給瑞江(おぎゅう・みずえ)さんは、アスリートフードマイスター1級。食に向き合うきっかけは、陸上競技に励む息子の食事だった。店舗の紹介資料と公式サイトによると、身近な家族を支えるなかで食べ方や栄養バランスの大切さを学び、その知識を幅広い世代の料理へと広げてきたという。
枝豆、小松菜、トマトで「MVPうどん」

そんな発想がよく表れているのが「MVPうどん」だ。麺には枝豆を練り込み、小松菜とトマトを合わせる。名前の由来は、小松菜のミネラル(Mineral)、トマトのビタミン(Vitamin)、枝豆のたんぱく質(Protein)の頭文字。スポーツを連想させる名前に、料理の中身を重ねている。
たれには有機豆乳と有機白だしを使ったごまだれを合わせる。麺だけでなく、具材やたれにも野菜と豆を取り入れた一杯だ。栄養素の名前を覚える前に、まずは食材の組み合わせに目が向く。メニュー名から料理の工夫をたどれるのも面白い。
公式メニューには、豆腐を加えた「ハチドリバーグプレート」のほか、グリルチキン、トマトチキンカレー、タコライスなどが並ぶ。パスタには黄えんどう豆を使った麺を選んだ一品もある。うどん、肉料理、ごはん、パスタと、その日の食べたいものから選べる顔ぶれだ。キッズプレートも用意されている。
刻んで、混ぜて、丸めるおやつの時間

食への入口は、ランチだけではない。ナッツやドライフルーツなどを使う丸いおやつ「エネルギーボール」も、そのひとつ。ティップネス・キッズの食育体験では、材料を刻み、混ぜ、手で丸める教室を実施してきた。自分で作ることと食べることを、一緒に楽しむ活動だ。
地域のサッカークラブへの食事提供や、子どもたちの料理体験。家族の食事から始まった取り組みは、店の外にもつながっている。枝豆を練り込んだうどんや豆腐入りのバーグに興味が湧いたら、いつものランチの候補に加えてみたい。
所在地は東京都渋谷区西原1-40-18、渋谷区スポーツセンター2階。公式アクセス案内では京王新線・幡ヶ谷駅から徒歩6分。公式サイトには10月の価格改定告知があるため、営業時間や価格、提供状況は最新の案内をご覧ください。
