TCT JOURNAL

沖縄の黒糖とコーヒーを表参道で。SpiralにTIMELESSとrokkan、10月30日から

rokkan COFFEE CREATORSの焙煎機とコーヒー豆を扱う作業風景

チョコレートの甘さをつくるサトウキビと、島で育つコーヒー豆。沖縄の素材に向き合う二つの店が、表参道のSpiral(スパイラル)にやってくる。2026年10月30日から始まる「沖縄のコーヒーとチョコレート」では、北谷のTIMELESS CHOCOLATEと、沖縄県産の豆を扱うrokkan COFFEE CREATORSが出店する。

二つの店は、週末ごとにカフェを交代する。前半は黒糖を使ったチョコレートテリーヌと一杯のコーヒー、後半は沖縄の3農園の飲み比べ。どちらを目当てにするかで、訪れる日も変わる催しだ。会期は11月8日までで、その間の11月2日から5日は両ブランドの物販のみとなる。

rokkan COFFEE CREATORSの焙煎風景。写真提供:株式会社bluespot/PR TIMES

沖縄でつくる理由が、一枚のチョコレートに

TIMELESS CHOCOLATEが生まれたのは2014年。カカオ豆からチョコレートをつくるビーン・トゥ・バーの専門店として、沖縄県産のサトウキビに着目してきた。公式の紹介では、島や品種によって異なる砂糖の味わいを探ることが、沖縄でつくる理由として語られている。カカオの産地を選ぶだけでなく、甘さのもとになる素材にも土地とのつながりがある。

TIMELESS CHOCOLATEの板チョコレート、カカオ豆と商品パッケージ

TIMELESS CHOCOLATEの商品。写真提供:株式会社bluespot/PR TIMES

10月30日(金)から11月1日(日)のカフェでは、その黒糖を使った「純黒糖チョコレートテリーヌ」が登場する。発表されている材料は、自家焙煎のカカオ豆、沖縄県産純黒糖、沖縄県産卵、国産バター。板チョコレートとは異なる仕立てで、店が選んだ素材に触れられるメニューとなる。

合わせる飲み物にも、TIMELESSが日頃から扱う作り手の品が並ぶ。温かいドリップコーヒーはYamada CoffeeによるTIMELESSオリジナルブレンド。冷たい飲み物には、誠平のオリジナルカカオチャイを用意する。テリーヌとコーヒーを選ぶか、カカオを使った飲み物を重ねるか。チョコレートの店ならではの組み合わせを考えられる。

持ち帰る品にはシングルオリジンのチョコレート各種や、ホワイトチョコレートの「KOKUTO WHITE」、カカオニブ、カカオティーなどがある。チョコレートそのものに加え、カカオを飲み物や食材として取り入れる商品もそろう。自宅でコーヒーと合わせたい人には、Yamada Coffeeのドリップパックも選択肢になる。テリーヌの物販はTIMELESSのカフェ出店期間に限られるので、中間の物販日にも買える商品とは分けておきたい。

後半は、久米島と東村のコーヒーを飲み比べる

11月6日(金)から8日(日)は、rokkan COFFEE CREATORSのカフェに切り替わる。沖縄県産の豆を専門に扱い、発表資料では県内7農園のコーヒーを取り扱うと紹介されているロースターだ。今回の飲み比べには、久米島町の「山玉城コーヒー」と「しらせコーヒー園」、東村の「ハーモニーコーヒーファーム」が選ばれた。

3種の飲み比べセットは、プロモーション特別価格の税込3,000円。同じ沖縄県産という括りの中で、農園を変えた一杯を試せる。遠くの生産国から豆を選ぶ普段の買い方に、久米島や東村という地名が加わる機会でもある。価格が案内されているのはこのセットで、前半のTIMELESSのカフェメニューとは別の企画だ。

飲み比べの各杯の容量や抽出条件は、公開資料には記載がない。そのため、普通の一杯が3杯付くものとして予算や量を考えることは避けたい。また、写真や農園名だけを根拠に、それぞれの酸味や香りの強さを決めつけることもできない。今回ならではの選択肢は、まずこの3農園を一度に試せる点にある。

一杯と甘いものを楽しみたい場合には、ブレンドコーヒー「琉球」「新北風」と、沖縄の菓子をもとにしたスイーツがある。「ちんすこうラムレーズンサンド」「ネオくんぺん」「ティラミス大福」が発表されており、イートインとテイクアウトを予定している。飲み比べを目的に訪れる日と、街歩きの途中でコーヒーと菓子を選ぶ日では、同じ出店でも楽しみ方が変わりそうだ。

物販ではブレンド豆やドリップバッグに加え、「rokkan × 志陶房」のカップ&ソーサーも扱う。店で使っている器を自宅の一杯に取り入れられるのも、この出店の特徴。豆を買って帰った後の淹れ方は、ハンドドリップの基本と調整方法も参考になる。

訪問日は、カフェの出店日から選ぶ

会場はSpiralの1階にあるCounter。会期中にチョコレートとコーヒーの両方の商品を探せる日があっても、カフェが毎日開くわけではない。食べたいもの、飲みたいものが決まっているなら、次の日程を基準に訪問日を選べる。

日程 内容 目当てになるもの
10月30日(金)〜11月1日(日) TIMELESS CHOCOLATEのカフェ&ショップ 純黒糖チョコレートテリーヌ、Yamada Coffeeのドリップ、誠平のカカオチャイ
11月2日(月)〜5日(木) 両ブランドの物販のみ チョコレートやコーヒー関連商品。カフェ営業はなし
11月6日(金)〜8日(日) rokkan COFFEE CREATORSのカフェ&ショップ 沖縄県産3種飲み比べ(税込3,000円)、ブレンドと菓子

開催時間は11時から19時。最終日の11月8日(日)は16時で終了する。会場は東京都港区南青山5-6-23で、表参道駅B1出口前、またはB3出口から渋谷方面へ徒歩1分と案内されている。主催は沖縄県。県の「令和8年度稼ぐ県産品支援事業」の一環として開かれる。

予約の要否や会場で使える決済方法は、確認した案内では明示されていない。ほかのメニューの価格や当日の品ぞろえも含め、変更がある場合はSpiralの公式イベントページを参照したい。商品は数量限定で、販売内容が変わる場合がある。

出典:株式会社bluespotの発表(2026年10月23日)、Spiral公式案内。情報確認日:2026年10月29日。掲載写真は出店ブランドの公式提供写真です。

合わせて読みたい:表参道のコーヒー店を目的別に選ぶ / ハンドドリップの基本と調整方法

↑TOP ↑TOP