本格サードウェーブコーヒーが楽しめる「フォーバレルコーヒー」人気の理由とは?

【フォーバレルコーヒーとは?】

コーヒーロースター

画像引用フォーバレルコーヒー:https://www.fourbarrelcoffee.com/

 

サンフランシスコのミッション地区にある人気コーヒー店の「フォーバレルコーヒー」はご存知でしょうか。「フォーバレルコーヒー」はサンフランシスコの地元住民に人気のある本格サードウェーブコーヒーのドリップ店であり、現在4店舗を構える非常に人気のあるコーヒーチェーン店です。

 

「フォーバレルコーヒー」の特徴は何と言っても一杯一杯のコーヒーを厳しい修行を積んだバリスタ(コーヒーに関しての知識と淹れ方を熟知したプロフェッショナルのこと)が淹れてくれますので、その味わいは格別の一杯となるでしょう。

 

「フォーバレルコーヒー」の名前の由来は「フォー(4つの)」「バレル(樽)」から来ており、名前どおり4つの樽にそれぞれ「エチオピア」「コロンビア」「グアテマラ」「ケニア」の4国の異なるシングルオリジンコーヒー豆がローストされて保管されております。

 

これらのコーヒーをお客さんは自由に選ぶ事が可能であり、自分好みのシングルオリジンコーヒーとフレーバーの組み合わせを楽しむ事ができるのが「フォーバレルコーヒー」です。

フォーバレルコーヒー →https://www.fourbarrelcoffee.com/

 

【サードウェーブコーヒー?シングルオリジンコーヒー?】

 

聞きなれないワードが二つ出てきたと思いますが、今コーヒーの世界ではサードウェーブコーヒーとシングルオリジンコーヒーというワードが認識されてきているのです。この2つは新しいコーヒーのスタイルであり、それぞれ以下のような意味を持ちます。

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~サードウェーブコーヒー~

 

サードウェーブは直訳すれば「第三の波」という意味があり、今やコーヒーの世界では新しいスタイルとなってきております。

 

第一のファーストウェーブは、コーヒーが一般人の飲み物として大量消費されて大量生産された時代です。コーヒーが飲料としてコーヒーが大衆に認識され始め、一般家庭や喫茶店などでもお馴染みの飲み物として、世界中で愛飲されるようになった頃でもあります。

 

第二のセカンドウェーブは今では多くの人が利用する「スターバックス」、「ドトールコーヒー」、「コメダ珈琲店」といったコーヒーチェーン店などのコーヒーをメインに扱うビジネスが始まった時代です。

 

そして、第三のサードウェーブコーヒーというのは一杯のコーヒーに対して生産者からこだわり、これまであまり知られていなかったコーヒー豆が注目されるようになり、一杯ずつバリスタが丁寧にハンドドリップで淹れるようになったのです。

 

この一杯一杯がスペシャルなコーヒーのスタイルこそが「サードウェーブコーヒー」なのです。

~シングルオリジンコーヒー~

コーヒーがサードウェーブ時代に突入し、生産者まで意識したコーヒーのスタイルとして誕生したワードが「シングルオリジンコーヒー」です。「シングルオリジンコーヒー」はこれまで生産国一つで見ていたコーヒーですが、「特定の地方」にある「特定の農場と生産者」によって育てられたコーヒー豆を、一つのコーヒーとして見るスタイルです。

 

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例としてブラジルのコーヒーといっても生産しているコーヒ豆の農場、育て方、気候、土壌、生産者の工夫はそれぞれ異なり、その異なる生産方法で作られたコーヒー豆を一つの銘柄として見たのがシングルオリジンコーヒーです。

 

この「シングルオリジンコーヒー」の登場で生産者にとっては自分のコーヒーが注目されるようになり、消費者側から見れば今まで飲んだ事の無い味わいのコーヒーと出会える可能性も出てきたのです。

 

【フォーバレルコーヒーは日本にあるのか?】

フォーバレルコーヒー

画像引用フォーバレルコーヒー:https://www.fourbarrelcoffee.com/

 

サンフランシスコにある「フォーバレルコーヒー」ですが、日本には上陸していないのかについて気になるかと思います。実はすでに上陸しており、栃木県の大田原市中田原2090にある「SUNNY’S COFFEE feat.FourBarrel」でフォーバレルコーヒーのコーヒーを味わう事ができるのです。

 

とはいえ、「栃木県まで行けない!」の方も多いと思いますので、せめてフォーバレルコーヒーのコーヒーだけでも味わう方法として、オンラインショップにてフォーバレルコーヒーで扱っているコーヒー豆を注文する事が可能です。

 

ただし、コーヒー豆の状態で届きますので専用のコーヒーミルやドリップの道具などが楽しむためには必要になります。今のところ日本への進出はあまり活発ではないのですが、今後の展開次第ではフォーバレルコーヒーの店舗があなたの街に出店する可能性もあるかもしれません。

 

【まとめ】

 

本家のフォーバレルコーヒーは一日に何百人と言う人が訪れる人気コーヒー店であり、休日には1000人を超えるお客様が訪れるほどですがお客さんの構成は地元の方も多いのです。

 

地元の方との交流を大事に思っている「フォーバレルコーヒー」はカプチーノなどに使用するミルクまで、地元サンフランシスコの酪農場と契約するなど地元愛溢れる経営スタイルです。

 

また、バリスタとお客様との交流もさかんであり、4つの樽にあるコーヒー豆を自分だけのフレーバーで楽しむ事ができるのが「フォーバレルコーヒー」の楽しみ方となります。

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